【独立】フリーランスエンジニアになるために必要なこと

プログラミング
  • フリーランスエンジニアになりたい!
  • 自由に働きたい!

こんにちわ、きよあきです。

ついに起業独立の第一歩として、会社員から個人事業主になりました。

退職の手続きや前の職場での業務引継ぎなども大変でしたが、個人事業主として仕事を始めるにあたっても、色々とやらなければならないことがありました。

今回は個人事業主になるために行ったことを議事録的にまとめておこうと思います。

対象読者
  • フリーランスエンジニアになりたい
  • 独立起業したい
  • 自由な働き方がしたい

退職手続き

退職時期

今回は私の実体験としてご紹介いたしますので、社会人になってからシステムエンジニアとして企業に就職して、5年目の時点での状況を前提にお話しします。

実際は3年目くらいの時期には、退職してフリーランスになろうと考えていましたが、現場都合や上司からの説得などもありずるずると5年目までなってしまいました。

結果的には、5年目まで企業で働いたことで現場のリーダー的な役割も経験できましたし、フリーランスでやっていく自信と仕事の幅も増えたので良かったのかなと思っています。

ここは個々人の考え方なので、技術的にもビジネスマンとしても自分が自信を持って独立できると思うタイミングなら良いと思います。

フリーランスエンジニアとして独立を考えるのであれば、会社に所属している間に要件定義の一部や基本設計などの上流工程は経験しておくのがベターかなと思います。

退職希望の報告

前提として円満に退社することを目的として、会社の文化や現場での立ち位置などにもよりますが、現場リーダー的な立ち位置であれば、半年から1年前くらいには報告しておくと良いかと思います。

理由は、以下です。

  • 業務引継ぎに期間が必要なため
  • 引継要員の確保が必要なため
  • 客先との契約は3ヶ月単位が多いため
  • 次案件獲得のタイミングを確保するため

現場の状況にもよりますが、現場業務の自分しか把握していないような内容がある場合、引継ぎ資料の作成や後任者への引き継ぎ作業が必要になります。業務の量にもよりますが計画的に引継ぎましょう。

会社として、後任者の選定や要員の空き状況など都合があるので、タイミングを合わせられるように前もって報告しておきましょう。

システムエンジニアの契約期間について、経験上ですが3ヶ月単位が多いように思います。

必ずしも3ヶ月の間途中で契約を切ることができないわけではありませんが、客先の人事都合などで3ヶ月単位が多いので、3ヶ月以上前から客先にも退職を伝えておけると、急に辞めると伝えるより印象は悪く無いと思います。今後ご縁があればまた働くことになった時に働きやすい状況になると思います。

次に次案件の確保について、次項でも説明しますが、案件確保の期間は長ければ長いほど良いのではないでしょうか。

フリーランスエージェントを利用するのか、自分で営業をするのか、クラウドソーシングで案件を探すのか方法はいろいろありますが、選択の幅を広げられるのがこのタイミングかと思います。

次案件の獲得

案件の獲得について、企業に所属していると営業が案件を取ってきてくれて、上司の指示に従って現場は出向したら良いので、案件の獲得について深く考えなくても途絶えることはないでしょう。しかし、個人で仕事をやっていく場合、案件は自分で獲得する必要があります。

私の場合、会社に所属している間に、SNSでフリーランスのコミュニティなど色んな人とコンタクトを取り、エージェントの人とも繋がっていたので営業は確保することができていました。

他にもツイッターやFacebookでいろんなセミナー案内などがたくさんあるので、コロナ禍で直接会う機会は減ったかもしれませんが、是非参加して人と人の繋がりを増やすことをおすすめします。

開業手続き

会社を退職して、個人事業主になる場合、ほとんどの人は開業手続きをするのが良いでしょう。

実際に私が行ったのは以下です。

  • 開業届の提出
  • 青色申告承認申請の提出

開業届の提出は義務ではありませんが、提出することで青色申告や小規模企業共済などの公的なサービスを利用することができます。開業したら1ヶ月に以内に税務署に提出しましょう。

青色申告とは、毎年2〜3月に行われる確定申告の種類の一つで、個人事業主は白色申告と青色申告のどちらかで確定申告を行うことになります。

白色申告は開業届を提出したしなくても利用でき、会社員が副業文の確定申告を行うのも白色申告です。

青色申告は白色申告と比べて開業届の提出と、青色申告承認申請の提出が必要です。確定申告の際に提出する書類や帳簿も白色申告より面倒ではありますが、受けられる所得控除の額が大きくなります。個人事業主の方はほぼ必須かと思います。開業届けと同時に提出してしまいましょう。

開業届と青色申告承認申請はfreeeというアプリでネットから提出が可能です。事前にマイナンバーカードを取得しておく必要はありますが、税務署に提出しにいく手間が省けるのでおすすめです。

他に従業員がいる場合の申請などがありますが、ほとんどの人は不要かと思うので気になる方は調べてみてください。

健康保険・年金保険

会社を退職すると社会保障を受けられなくなるので、国民健康保険と国民年金保険に加入する必要があります。

健康保険に関しては、会社が加入していた社会保険にもよりますが、一定期間そのまま継続して加入し続けることができます。

私の場合は2年間の任意継続は可能でしたが、忘れた頃に手続きが来るのも嫌だったのと健康保険の福利厚生を利用する予定もなかったし、国民健康保険に切り替えてもさほど大差は無かったので国民健康保険に切り替えました。

年金保険に関しては、任意継続のようなものは無いので、区役所で手続きが必要です。

本来退職して保険の資格喪失日から14日以内に区役所に申請が必要ですが、14日過ぎてから申請に行っても問題ありませんでした。申請が遅くなりすぎると遡って支払うのが大変になるので、早めに申請しましょう。

区役所での申請自体は、待たされることなく10分程度ですぐに終わりました。

後日保険証は区役所は取りに行く必要があります。その時に振替口座のキャッシュカードが必要です。

年金については、後日自宅へ振込書や口座振替申請書などが届きます。

私の場合はWEBからダウンロードして、クレジットカードの振替申請をしました。ポイントつきそうだったので 笑

ideco・小規模企業共済

次にidecoと小規模企業共済についてです。

こちらの加入は必須ではありませんが、個人事業主であれば、控除が受けられるので加入することをオススメします。

idecoは政府が提供している年金制度です。月最大6万8000円まで掛かることができます。

小規模企業共済は個人事業主向けの退職金制度のようなものです。

月最大7万円まで掛かることができます。

私の場合どちらも上限まで毎月払っています。収入に合わせて計画しましょう。

フリーランスエンジニアの準備

個人事業主になると今まで会社がやってくれてきたことを自分でやる必要があります。

実際にやったこととしては以下です。

  • 契約書の締結
  • 面談
  • 注文書の受領
  • 請求書の送付
  • 名刺の作成

エージェントなどの仲介会社を利用する場合、契約書にサインをする必要があります。

これは会社に就職する時と同じですね。

次に面談です。

実際に働きに出向く客先との面談を行います。これはエンジニアとして準委任契約で一次請け企業で働く場合は、大体同じ流れかと思います。仲介業者が多いとそれだけ面談の回数が多くなったりしますが、基本的には面談を行なって承諾を得られたら仕事が開始となります。

面談では経歴書を用意して、説明するのが一般的かと思います。新卒採用と違って、大学で頑張った事などを話すわけでは無いので、実際に経験した業務や持っているスキル、コミュニケーション能力などが合否に影響すると思います。

次に注文書の受領です。

客先が決定したら客先から注文書を送付され、何ヶ月間いくらで働いてください、という注文がきます。

それに対して承諾の回答をすることで、契約成立し、業務が開始します。

1ヶ月間の業務を終えると、大体の現場では1ヶ月単位で請求書を客先は提出します。

注文書に従い今月はこれだけ働いたからいくら払ってね、という請求です。こちらに承認を頂き翌月ごろに指定口座に振り込んでもらいます。

名刺については必須ではありませんが、今後個人として積極的に名前を売っていくのであれば作成しておくのが良いでしょう。

WEBで名刺を作成してくれるサイトはいくつかありますので調べてみてください。

以上が私が行ったフリーランスエンジニアになるための準備です。

ぜひこれからフリーランスエンジニアになりたいという人たちの参考になればと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました