cookie（クッキー）を理解する

インターネットを利用していると「当サイトはcookieを使用しています」や「クッキーを有効にしてください」と表示されたりすることがあります。しかし、cookie（クッキー）とは一体なんなのだろうか？

今回はcookieについて、何に利用されているのか、どういうメリットがあるのか、何に注意しなければならないのかを紹介していきます。

cookie（クッキー）とは？

cookieとは、ブラウザごとにwebサイトへアクセスしたユーザーの情報を保存したデータです。

ID、パスワード、メールアドレスなどがユーザー情報として保存されます。

これにより再度ホームページに訪れたときにユーザー情報をクッキーから取得して、自動で入力してくれます。

ショッピングサイトに訪問したとき、すでにログイン状態になっている、以前カートに入れた商品がそのまま残っているのは、Cookie機能によるものです。

クッキーを有効にし、 webサイトで使用することにより、以下のようなメリットがあります。

・ログイン情報の入力の手間が省ける

・前回ショッピングカートに入れた商品を保存できる

cookieの機能によって、自動で情報を入力してくれるメリットがある一方、自動で情報が入力されることにより、スマホを無くしてしまった時に個人情報を抜かれてしまったり、誤って共有デバイスで、個人情報をクッキーに残してしまった場合、他のユーザーか個人情報を見れる状態になってしまう恐れがあります。

このような状態にならないように、不要なクッキー情報は削除しておく必要があります、

cookieはブラウザごとに保存しているデータですが、実態は使用しているパソコン、スマホ上に保存しているテキストファイルです。

このテキストファイルを削除、または、不要なテキストを削除することで、cookieにより情報が使用されることはなくなります。

このテキストファイルは各ブラウザごとに管理されており、ブラウザの設定から削除することができます。

webサイトでクッキーを利用することは、当たり前のようになってきており、そのメリットによる恩恵は非常に大きなものとなってきますが、個人情報の漏洩などのリスクがあることも理解して、利用するようにしましょう。